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2026/4/15 |

経営者のネクタイの選び方|幅、色、柄とコーディネートの基準

経営者のネクタイの選び方|幅、色、柄とコーディネートの基準

はじめに

ネクタイというアイテムは、シンプルに見えて実はとても奥が深い。


幅・色・柄・素材・光沢──どれも小さな違いのようでいて、組み合わせ方ひとつで印象が大きく変わる。


スーツや革靴のように、ある程度は経験則が積み上がってきた分野とは違い、ネクタイは「知れば知るほどわからなくなる」ような、不思議な奥行きを持っているのだ。


結論、私の威厳スタイルでは幅広のネクタイを基本として取り入れる。

理由については詳しく述べている為最後まで読んでいただきたい。



また色と柄については、それぞれ別の難しさがあり、同じネクタイでもまったく違う視点で考える必要があると考えている。



この2つは似ているようでいて、実はまったく別の領域。


だからこそこの記事では、 色と柄を分けて、その特性や選び方について詳しく解説していく。



ネクタイの幅選び|ラペル幅に合わせるのが鉄則

まずネクタイ幅を決めていく前提として、私の威厳スタイルでは基本ブリティッシュなダブルスーツに幅広のピークドラペルもしくは、シングルスーツと幅広ピークドラペルを組み合わせる。



そんな幅広のラペルにあわせるネクタイは幅広で無ければ、ラペル幅とネクタイ幅にアンバランスが生じるのだ。


ラペルは太いのにネクタイだけがモードな細身ではまったくチグハグである。







しかし私は、ここであえて何センチ以上の幅が望ましいといったことは述べないでおく。



なぜなら、ネクタイはラペルやスーツ全体のバランスを見ながら、読者の皆様が現在お召しになられているスーツに合わせて、バランスを見ながら決めるものだからである。


極論、完全に流行のハイゴージで細いラペルのスーツに幅広のネクタイは合わないのだ。

そんな幅広のネクタイに合わせるワイシャツの選び方について詳しく解説した記事はコチラから。

色選び|“スーツと同系色”が鉄板

ネクタイの幅を決めた次の工程は、色を決めること。



• ネイビースーツ → ブルー系のネクタイ

• グレースーツ → グレー系のネクタイ




この「色を拾う」だけで全体がまとまり、情報量が減る。


ネクタイは小さなアイテムだが、色が浮いてしまうと一気に全体のバランスが崩れるのだ。


逆に、スーツと同系色でまとめると一瞬で“整った印象”に見える。


私自身、ネクタイに迷ったときはまず同系色を選ぶ。

これは地方でも都会でも関係なく、どこでも通用する普遍的なルールだと思っている。



● 読者が抱く疑問

「同系色って、どこまで同じ色ならOK?」

ネイビーでも、濃紺〜青寄りまで幅があるが、“スーツより少し濃い or 少し暗い”程度が最も安定する。

同系色に慣れてきたら、次は 相性の良い色を選ぶ段階に進む。

例えば、


• 明るめにグレー×赤色のネクタイ

• グレースーツ×ブラックのネクタイ

• ネイビースーツ×ボルドーのネクタイ


これらは昔から相性が良いと言われている組み合わせだ。



そして、私は色選びやコーディネートで迷った時の対処法を知っている。

それは自然から色選びを取り入れるということだ。



詳しく解説した記事はコチラから。

最後に、上記の選び方を習得出来たら次は色が相手に対して与える印象でコーディネートを考える段階である。


例えば、

・誠実で堅実さをアピールしたい場合にはネイビー系統の色を選択する。

・営業活動で相手に情熱を伝えたい時には赤系統の色をチョイスする。

・たくさんの経営者が集まる会合で唯一無二の存在感を出したいならゴールド系統。



などといった具合である。

柄選び|正直ここが一番難しいポイント

次は、柄選びである。




ここにきて、はっきり言うがネクタイの柄選びは個人的に一番に難しい。



例えば、斜めにストライプが入ったレジメンタルタイがその代表例になる。


この柄のルーツは軍旗だと言われており、配色やストライプの幅によって「どこの所属か」を判別するために使われていたという説もある。


また、右上がりのストライプは英国式だと言われており、現在でも海外では、意味を分からずに着用していると誤解されることがあるそうだ。


しかし、意味が本当に存在する柄なら、販売する側には曖昧にせず正しく説明してほしいと本気で思っている。


逆に、こうした背景を知らずに使うことで誤解を生む可能性がある柄──特にメッセージ性が強い柄は、そもそも販売しないほうが良いのではないか、とまで感じているのが本音である。


これは本当に鉄板で、どんな場面でも使いやすい。

無地のネクタイには、


• 過度な主張をしない

• 清潔感がある

• 節度がある

• 誰からも誤解されない


という4つの大きなメリットがある。



特に地方では、「落ち着いて見えるかどうか」が重要になってくる。

無地はその点で最も安定しており、相手に余計な印象を与えない。



“節度”という観点でも、まずは無地から入るのは間違いがない選択だと感じている。

ただ、無地だけだと少し寂しく威厳が足りないと感じることもある。


そこで私自身は、小紋柄 のネクタイをよく使っているのだ。

小紋柄には、



• 過度に主張しすぎない

• 主張と節度のバランスが良い

• 近くで見ると表情がある



といった絶妙なバランス感覚を持っている。



遠目には無地のようにも見えつつ、近くで見ると個性が出る。

この“節度ある主張”が、地方の距離感や空気感にもよく馴染むのだ。


フォーマルなビジネスシーンでも使いやすく、私にとっては最も頼りになる柄だ。

個人的にペイズリー柄はとても好きな柄である。


よくアメカジファッションを好んで取り入れていた際には、毎回ジーンズのお尻ポケットにペイズリー柄のハンカチを少し見えるように折って入れ、後ろ姿のアクセントにもしていたほどだ。


そんなペイズリー柄は、他の柄よりも華やかで存在感が強い。


色の組み合わせや柄の大きさ、密度によって印象が大きく変わり、同じ“ペイズリー”でもまったく別物のように見えることすらあるのだ。


その奥深さゆえに、扱いが難しい柄というのが正直なところだが、シングルの落ち着いたデザインのスーツにワンポイントアクセントを足したい時や、ダブルスーツでVゾーンが狭いスタイルにはもってこいの柄であることは間違いない。




結論、私の威厳スタイルにおいては、全体のバランスを見ながら同色系の無地や小紋柄、ペイズリー柄などのネクタイがおすすめとなる。

光沢|そこまでシビアにならなくていい


なぜなら、光沢は“節度の強度”を調整する要素であり、スーツ・シャツ・靴など 全体の素材感が整っていれば、必要以上に気にする必要はない からだ。


• スーツの素材

• シャツの質感

• 全体の雰囲気


これらとの調和が取れていれば、光沢が悪目立ちすることはほとんどないだろう。


ただし、光が強い晴天の屋外では、光沢は室内よりも強調されやすい。



そのため、TPOをしっかり考え、あまりにもギラギラしたネクタイは避けたほうが無難だ。


光沢は“使い方次第で節度にも華やかさにもなる”要素なので、あくまで全体の中で自然に馴染む程度に抑えるのがちょうどいい。

Vゾーンの広さで決まる|シングルとダブル、ネクタイ選びの違い

先ほども柄の章で少し触れたが、ネクタイ選びをする際にはVゾーンのバランスも忘れてはならない重要な要素だ。


特にダブルブレストのスーツは、シングルに比べてボタン位置が高く、前合わせの重なりも深いため、必然的にVゾーンは狭く、浅くなる。


一見すると少し窮屈に思えるかもしれないが、この「面積の狭さ」こそがネクタイ選びの醍醐味を際立たせてくれるのだ。



ワイシャツもまた、選び方を誤れば印象を一気に落としかねない要素となりえるのだ。


ビジネスやフォーマルなシーンで合わせるワイシャツの正しい選び方について詳しく解説した記事はコチラから。

まとめ|ネクタイの奥深さを理解しつつ、自分の理解の範囲で丁寧に選べば問題ない

色の相性、柄の意味、素材の違い、光沢の強弱──


知ろうと思えばいくらでも深掘りできるし、専門の世界に踏み込めば踏み込むほど、自分の理解が追いつかない部分も多い。


だからこそ、私は 「自分がしっかりと理解したうえで取り入れる」 という姿勢を大切にしている。

■幅について

• 威厳スタイルの基本である幅広のラペルにあわせるネクタイは、幅広で無ければラペル幅とネクタイ幅にアンバランスが生じる。

■色について

• まずは スーツと同系色 を選ぶ。これは鉄板。

• 慣れてきたら 相性の良い色 を少しずつ試す。

• 最後は相手に与える影響かもら色を考えてみる。


■柄について

• 無地は最も安全で、ほとんどのビジネスシーンで使える。

• 控えめな小紋柄は、主張しすぎず表情が出るので使いやすい。


■光沢について

• 過度にテカテカしていなければ問題ない。

• 全身のバランスを見て判断すれば十分。

• 晴天の屋外では光沢が強調されるので注意。


■シングル、ダブルのⅤゾーンの違いについて

・ダブルブレストのスーツは、シングルに比べてVゾーンは狭く、浅くなる。

・そのため、ネクタイはシングルよりも少し大胆な色柄や、主張の強いデザインを選んでも、「うるさく」はなりにくい。

■最後に

ネクタイ選びにおいて大切なのは、「自分がどう見られたいか」ではなく、“相手にどう伝わるか” だと思っている。


幅・色・柄・光沢──


どれも小さな違いに見えるが、その積み重ねが“威厳ある印象”をつくり、結果として信頼につながるのだ。

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