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結婚式に参列する男性のスーツマナー|失礼にならない服装と注意点を徹底解説

結婚式に参列する男性のスーツマナー|失礼にならない服装と注意点を徹底解説

はじめに

結婚式というイベントは、服装は礼服であれば間違いないのか、はたまた普段のビジネススーツで良いのか、ネクタイは何色を合わせればいいのか、など男性陣にとっては迷いやすいテーマのひとつである。

最近は結婚式の形式も多様化し、特にコロナ禍以降は、今まで主流であった大規模なホテルの式場以外にもレストランで行うなど会場によって形式や雰囲気が大きく異なるため、服装選びにはより気を配る必要があるのだ。

結論から申し上げると、礼服が最もフォーマルであり、スーツで参列することもなんら問題ない。

むしろ、結婚式というシーンに合ったスーツをしっかりと選べば、非常に礼節を重んじた正しい装いになる。

ただし、「どんなスーツでも良い」という意味ではないということだけは注意していただきたい。

本記事では、結婚式にふさわしいスーツの選び方から絶対に避けるべきNG例まで徹底的に解説していく。

この記事を読み終える頃には、あなたはもう結婚式の服装で迷うことはなくなるだろう。

結婚式の男性の基本は「スーツ」。ただし選び方や合わせ方で印象が大きく変わる

結婚式に参列する男性の基本スタイルはスーツである。

しかし「スーツなら何でも良い」というわけではない。

同じスーツでも、色や素材、柄、小物の合わせ方などによって“仕事感が出てしまうスーツスタイル” と“結婚式にふさわしいスーツスタイル”に大きく分かれるのだ。

特に注意したいのは、仕事帰りにそのまま来たように見える装いはNGという点だ。

仕事で使用するスーツやバックなどをいつものコーディネートで、そのまま式に参列してしまうとまさに“仕事帰り”のような印象になりやすい。

しかし、いつものスーツでもネクタイやポケットチーフ、革靴などの小物を変えたり、ワンポイントアクセントとして足してあげるだけで結婚式にふさわしい華やかさを演出できる。

つまり、スーツそのものはもちろん大事だが、全体の演出や整え方が重要になってくるのだ。

ビジネススーツで参列しても良いのか?

結論から言うと、ビジネススーツで参列は可能だ。

ただし、以下の点に注意しないと“仕事感”が出てしまうので気を付けよう。

日常のシワや汚れが付着した、くたびれたスーツや大量の名刺、書類がパンパンに入った仕事用のバッグをそのまま持ってくるなどは避けるべきである。

どんなシーンでも清潔感のない装いはプラスに働くことはないので、定期的なクリーニングなどの管理が大変重要になってくる。

ここで普段のビジネススーツを結婚式仕様にする方法をお伝えしよう。

白無地のシャツにネクタイは白やシルバー等の色の物を使用し、胸元にはポケットチーフをさりげなく入れる。

そして革靴はしっかりと磨き、バッグは持たないことがベターだが必要であれば極力小さなクラッチバッグなどに変える。

こういった基本的な部分を少しだけ変えてあげるだけで、普段のビジネススーツでも日常の雰囲気とは打って変わって、結婚式にふさわしい華やかさを演出できるのだ。

迷ったら“礼服”が最も間違いない選択肢

それでも結婚式の服装で迷ったときは、もっとも安全なのが礼服。

礼服は冠婚葬祭用の装いとしては最もフォーマルであり間違いのない選択なのだ。

とはいえ礼服と言っても大きく分けて3種類もある。


1.正礼装(モーニング)

主に新郎新婦の父親などが着用するとされているが一般参列者は着る必要はないだろう。

私自身も一度も着たことも無ければ所有したこともない。

2.準礼装(タキシード)

3.略礼装(ブラックスーツ)

の三種類だ。


この中でも一般的に最もよく着るのが略礼装だろう。

いわゆる「礼服」と呼ばれる黒無地のブラックスーツであり、特別な立場でない限りはこの略礼装と呼ばれる礼服で事足りる。

ブラックスーツは無地の光沢の少ない生地で作られており、特に一般的なスーツの黒とはまったく違い、深く濃い黒ということが一番の特徴だ。

ただしフォーマルを追求しすぎてブラックスーツに黒ネクタイを選択すると喪服になってしまうため絶対に避けてほしい。

結婚式にふさわしいスーツの色と柄

結婚式にふさわしいスーツとは、派手過ぎずに華やかさと清潔感を両立できているスーツだと個人的には思っている。

まず色については、最もおすすめなのは濃紺(ネイビー)とグレーである。

ネイビーは誠実さと清潔感を兼ね備え、結婚式に適した色であり、グレーも落ち着きと品格を感じさせ、幅広い年代に適している。

柄については、無地が最もフォーマルであり最適だがシャドーストライプなどであれば問題ないだろう。

太いストライプやカジュアル感が出てしまう恐れのあるチェック柄は避けるべきだ。

なお会場よる使い分けとしてはお寺や神社、格式高いホテルでは礼服などの黒無地に白いシャツ、白またはシルバーのネクタイを合わせるが最適であり、レストランで式を行う場合やカジュアルな式、二次会などには控えめな柄物のスーツも着用OKだ。

ネクタイ・チーフ・シャツの正しい選び方

・ネクタイ

結婚式の定番は白やシルバー、ブルーなどで上品な光沢のあるものを選ぶことにより、品や格式、華やかさを演出できる。

柄については派手すぎるものは避け、控えめな小紋柄などを選ぶことをおすすめする。

なお黒ネクタイは控えるべきであり、結婚式で着用するのはマナー違反である。


・シャツ

シャツについては白無地が最適だろう。

白無地が最もフォーマルであり、デザインについてはボタンダウンタイプのシャツはカジュアル度が高すぎてしまうので避けたほうが良い。

なおここでも清潔感は重要でシワや黄ばみのついたシャツの着用は避けるようにしよう。


・ポケットチーフ

白のリネンやシルク素材を使用したチーフがおすすめであり、挿し方も難しければ四角く挿すだけでOKだ。

バッグは“持たない”が基本。必要なら小さなクラッチバッグ

男性は基本的にバッグを持たないのがよりフォーマルとされている。

ただし、スマホや財布、鍵など最低限の荷物がある場合が大半だろう。

そんな時は革製の小さなクラッチバッグなどがおすすめである。

普段のビジネスバッグやリュック、ブランドロゴが大きく入っているアイテムは不適切なため避けるようにしよう。

季節のマナー

日本の暑さ厳しい真夏でもジャケットは必須であり必ず着用していこう。

暑いからと言ってベストのみで参列するのはマナー違反のため絶対に避けるべきである。

汗をかいてもしっかりと身だしなみを整えて会場入りするのが礼儀だ。


コートは会場に入る前に脱ぎ、マフラー等も会場や室内には持ち込まないのがマナー。

汚れや静電気でホコリがついていないか確認することも大切だ。

なおいくら寒くてもフォーマルなシーンでのダウン着用はおすすめしない。

どうしてもカジュアルな雰囲気が出てしまうためである。

革靴はストレートチップやプレーントウが最もフォーマルでおすすめ

内羽根式の黒のストレートチップ、または黒のプレーントゥが最適だ。

カジュアルすぎるスニーカーや運動靴は控えるべきである。

なお汚れた靴は印象を大きく下げるだけでなく、マナー違反になるため必ず軽く磨いてから参列しよう。

合わせる靴下も、革靴もしくはスーツの色と合わせるよう心掛け、黒やネイビー、グレーなどのロングホーズタイプを選ぶ。

くるぶしソックスなどは控え、座ったときに肌が見えない長さの物を選ぼう。

結婚式で絶対にやってはいけないNG服装、マナー違反

・新郎と被るような白いスーツや喪服を連想させる黒スーツ × 黒ネクタイの組み合わせ。

・主役より目立つ派手すぎる柄や服装。

・普段の日常の雰囲気を醸し出してしまう仕事用のバッグ。

・清潔感のないシワだらけのスーツや汚れた靴。

・派手な腕時計。

まとめ|結婚式の装いは「控えめな華やかさ」が大事。

結婚式に参列する男性の服装は、ただスーツを着れば良いというものではない。

大切なのは、新郎新婦を引き立てる控えめな華やかさと、清潔感のある上品さだ。


・礼服は最もフォーマルで間違いない選択

・普段のビジネススーツでも整えれば十分ふさわしい

・ネクタイは白・シルバー・淡いブルー

・シャツは白無地が基本

・バッグは持たない、必要なら小さなクラッチ

・靴は黒のストレートチップまたはプレーントウ

・季節毎のマナーも忘れない

・NG例(白スーツ、黒ネクタイ、派手柄、仕事バッグ、汚れた靴、素足風ソックス、)は避ける。


これらを押さえるだけで、あなたの装いは結婚式にふさわしい“品格のある大人のスーツスタイル”へと変わる。

結婚式は、人生の節目を祝う特別な場だ。

その場にふさわしい装いを選ぶことは、新郎新婦への最大の敬意であり、あなた自身の品格を示す行為でもある。

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